– The show must go on – ピエール瀧容疑者の代役に三宅弘城さん決定

– The show must go on –  ピエール瀧容疑者の代役に三宅弘城さん決定

NHK大河ドラマ「いだてん」。
ピエール瀧容疑者の逮捕を受けて、同氏が演じていた黒坂辛作の代役が三宅弘城さんと発表されました。

先日当ブログでも予想させて頂きましたが、「ピエール瀧を凌ぐ濃いキャラクターで、芸達者。大人計画関係で、もしかすると劇団☆新感線もありうるか?」と書いてみましたが、我ながら見事にカンがあたってくれました(笑)

2015年の劇団☆新感線「35周年 オールスターチャンピオンまつり 五右衛門 vs 轟天」。

この時はダブル主演だった、橋本じゅんさんが腰痛の悪化で、急遽、三宅弘城さんが剣轟天を演じたことを、なんとなくふと思い出して、クドカンなら三宅さんあたりをアサインしそうだなって、素人のカンを働かせていました。

The show must go on – ショーは続けなければならない –

続けることを選択したクドカン、NHK、制作陣の心意気。
しかと受け止めさせて頂きました。

三宅弘城さんとは

1968年1月生まれ。
ピエール瀧容疑者が67年4月生まれですから、2人は同学年ですね。

三宅さんは神奈川県で生まれ。
ピエール瀧氏は静岡生まれの、元高校球児。
三宅さんもスポーツの日体大に推薦合格が決まってた(出身は東京国際大)そうなので、両者、隣県の運動神経のいい役者さん。

さらに三宅さんは自身が所属するバンド(クドカン、阿部サダヲらと共に)で、ドラムを担当。
音楽をやっていることも両氏共通点。

「クドカン」こと宮藤官九郎さん、阿部サダヲさん、星野源さんらと同じ大人計画に所属。

先に触れたように劇団☆新感線の舞台にも出演されています。
コミカルで笑いをとる舞台もしっかり演じられる、実力派の舞台役者。
テレビの知名度では、ピエール瀧氏に劣るかもしれませんが、芸達者という点では全くヒケをとりません。

黒坂辛作とは

さて、いだてんで三宅弘城さんが代役を務める足袋屋「播磨屋」の黒坂辛作。

彼は実在するした人物。

上記の記事でも書きましたが、播磨屋はまさにリアル陸王。
金栗四三が播磨屋の足袋を履いてオリンピックに出たことで、金栗足袋が一躍ブームに。

1936年のベルリンオリンピックでは当時、日本統治下の為、日本選手として出場した朝鮮半島出身の孫基禎選手が、この金栗足袋を履いて金メダルを獲得する偉業を達成しました。

バブル期に多角経営に失敗。
他社の追随もあって、倒産してしまいましが陸上選手に多く愛された「ハリマヤシューズ」を後にだす会社となっていきました。

ドラマではどこまで播磨屋について触れていくか分かりませんが、ここでピエール瀧氏を降板させ、三宅弘城さんを起用、撮り直しも行うそうですから、重要な役をドラマで担っていくことは間違いないでしょう。

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