大河ドラマ「いだてん」第25話、第2部スタート！初回から飛ばしたマーちゃん

いだてん25話「時代は変わる」が放送されましたので、いつものように簡単なレビューを。

今回から24話に渡って主人公だった、金栗四三（中村勘九郎さん演）から田畑政治（阿部サダヲさん演）にバトンタッチ。
冒頭では、これまで主人公だった金栗四三とも絡みがありましたが、一気に田畑ワールドを作り上げていました。

第25話のストーリー

浜松で育った田畑政治は、東大を卒業。
朝日新聞の記者として面接を受けるシーンからスタート。

今でこそエリート集団といったイメージが定着したマスコミ業界も、当時は荒くれ者たちの集まり…ということで、冒頭から田畑は飛ばす飛ばす（笑）

事実かクドカンの創作かは分かりませんが、面接で水泳について語りつくし、当然不採用になりそうになりますが、朝日新聞社長の鶴の一声で、逆転採用になるという展開。

政治部に希望通り配属されるも、政治そっちのけで水泳に没頭していきます。
とはいえ、金栗とは違い、田畑自身はアスリートではありません。

人に愛されるキャラクターや、政治力、行動力を生かし大日本水上競技連盟を、嘉納治五郎（役所広司さん演）らの日本体育協会から独立して立ち上げ、独自にアムステルダムオリンピック（1928年）の代表を送り込むべく奔走。
嘉納治五郎本人とも知らず、パリオリンピックの責任を迫っていき、嘉納に背負い投げされるシーンもありました。

資金作りとして、時の大物政治家である高橋是清（萩原健一さん演）に直談判して、大量の軍資金を作る行動力も見せました。

そして、浜松の少年時代に絡みがあった、美濃部孝蔵（森山未來さん演）との再会、その絡みはスピード感もあるし、さすがはお二人とも舞台で活躍されているだけに、圧倒的な演技力と言いますか、先週まで金栗ワールドで一杯だったのに、一気に田畑ワールドに塗り替える、演技の剛腕ぶりに圧巻でした。

1部で登場したメンバーが、今後どのように絡んでくるのか。
また新しいメンバーが、どんな新しいいだてんワールドを作ってくれるのか。
いよいよ、この大河ドラマも折り返し地点を通過しましたので、後半戦も大いに期待したいと思います。

「いだてん」視聴率推移表

徐々に回復傾向か、第2部の初回は8.6パーセントでした。
大河らしさ・・・などはもうさておき（笑）、第2部もドラマ自体は面白くなっていきそうです。
これまでの金栗編はバシッと切っているので、これまでを見ていない方でも楽しめると思います。
今度こそ、もう一度見ようかな・・・と思っている方！
ぜひ次週26話をお楽しみくださいませ。