大河ドラマ「いだてん」、第10話の視聴率は?ストーリーは?
NHK大河ドラマ「いだてん」第10話が放送されました。
すみません、前回の記事で第10話のタイトルを「重圧」としていましたが「真夏の夜の夢」の誤りでした・・・。
第10話のストーリー
遂に決戦の地、ストックホルムに着いた日本初のオリンピック選手、金栗四三と、三島弥彦。
本番に向けて練習を開始しますが、他国は監督やコーチ、また多数のメンバーで「チーム」として戦っているのに対し、日本選手は完全に孤立。
その中で、痛快男子として日本国内では人気もあった三島が、欧米人との体格差、生まれ持った運動能力の違いに直面することで、完全に内面がやられてしまい、宿舎から飛び降り自殺を図ろうとするまでに追い詰められてしまいます。
一方どちらかと言えば、「リーダシップもあり社交的な三島」に対し、「頼りない田舎者」として描かれてきた主人公の金栗が精神的に成長していることが描かれていました。
海外で人気を博し、他国の選手たちとも徐々に交流をしていくシーンがありました。
そしていよいよ、遅れていた日本選手団長の嘉納治五郎も最後に到着。
いびつながら日本初のオリンピックに向けて、なんとか体制が整ったところで第10話は終了。
いよいよ次回は「百年の孤独」というタイトルで、競技本番を迎えます。
「いだてん」視聴率推移表
いよいよ序盤のストックホルム編も音楽で言えばサビに入ってきた感があり、ストーリもとても面白くなってきていますが、視聴率は比例することなく、前回やや上向いた数字はガクっと落ち、遂に8パーセント台に突入してしまいました。
またこれで5週連続で1桁台。ここまで10回放送されていますが、その半分が1桁台と視聴率は相変わらず危険水位のままです・・・
なんとか私もこうやってブログで「いだてん」を盛り上げたくネタに毎週使っていますが、もちろん私ごときのブログでは何の効果も無し・・・
以前から私も分析させて頂いていますが、これまでの戦国物、幕末物のように「お約束の著名事件」のような「イベント性」が元々薄い題材だけに、続けてみていかないと、途中からの巻き返しはかなり厳しいかもしれません・・・
このブログを見て頂いている方。
ぜひ次回(3月17日放送)ではストックホルムオリンピックで三島が海外選手たちと激突します。
第10話では自殺まで考えたほど精神的に追い詰められた三島が、金栗の助けもあって明るさを取り戻しフィールドに立つことができた三島が、もはや勝負については圧倒的に実力差があることを分かった上で、どのような気持ちで戦うのか。
クドカン流に人間味を深くえぐって描いてくれるはずです。
ここは見ておかないと損ですし、まだどこかで今年の大河に「戻ってきたい」と思っている方。
ぜひその戻ってくる回こそ、次回の「百年の孤独」だと思いますよ!
放送回 | タイトル | 視聴率 |
---|---|---|
第10話 | 真夏の夜の夢 | 8.7% |
第9話 | さらばシベリア鉄道 | 9.7% |
第8話 | 敵は幾万 | 9.3% |
第7話 | おかしな二人 | 9.5% |
第6話 | お江戸日本橋 | 9.9% |
第5話 | 雨ニモマケズ | 10.2% |
第4話 | 小便小僧 | 11.6% |
第3話 | 冒険世界 | 13.2% |
第2話 | 坊っちゃん | 12.0% |
第1話 | 夜明け前 | 15.5% |
-
前の記事
体質改善9週間目、体重の推移 2019.03.09
-
次の記事
「いだてん」主人公の金栗四三は箱根駅伝の生みの親 2019.03.12