ピエール瀧逮捕!低空続ける「いだてん」に追い打ちをかける衝撃的な事件・・・
大河ドラマファンとして、なんとか視聴率で苦戦を続ける「いだてん」を盛り上げていこうと、超超超微力ながら「いだてん」特集を企画して記事を書いていますが、3月12日深夜、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
ドラマで金栗四三が履く足袋を作っている「播磨屋」のオヤジ、黒坂辛作を演じるピエール瀧(本名:瀧正則)容疑者が、コカインを使用した麻薬取締法違反で逮捕。
本人はここまで使用を認めているとのこと。
・・・・・・
このニュース見たとき、本当に「・・・・・・・」となってしまいました。
いや、播磨屋どうなってしまうんだよ・・・
ピエール瀧容疑者って、主役ではないけれど、いつも重要な脇役を務めることが多いですよね・・・
今作も彼無しで今更話を作れるのか・・・
代役は探さざるを得ないとして、いや、クドカンも元は舞台の人だから、急病やケガなどでキャストが続けられなくなり、途中から代役が演じるなんてことは何度もあったと思いますが、事前に分かっていなかったことだけに、撮り直しといってもそう簡単にはいかないでしょう・・・
ピエール瀧容疑者について
本名・瀧正則。
昭和42(1967)年4月生まれ。
現時点で51歳、静岡県静岡市の出身です。
県立静岡東高校時代は、野球に打ち込む高校生だったようで、甲子園出場経験はありませんが、阪神タイガースの入団テストを受けた経験もあるそうです。
若い方にとって、ピエール瀧容疑者と言えば、役者としての印象が強いと思いますが、アラフォー世代にとってみれば、まずテクノミュージックの音楽ユニット、電気グルーヴのメンバーという印象も強いです。
1997年のShangri-Laは、オリコンランキングも最高位10位と大ヒットしています。
役者としての実績も豊富で、大河ドラマは今作の「いだてん」の他、軍師官兵衛、龍馬伝に出演。
NHKでは他に朝の連続ドラマにも過去3回出演。
大ヒットした「あまちゃん」にも出演しています。
他にも例えば陸王や、映画もシン・ゴジラ、のぼうの城、アウトレイジ最終章などの話題作にも多く出演しています。
また好感度も高いため、CMにもこれまで多く出演。
最近ではLIXILに出演。
かつては東京ガス(妻夫木聡さんとの織田信長編は個人的に凄く好きでした・・・)、サントリー、トヨタ自動車、P&Gなど錚々たる著名企業が並んでいます。
今後のいだてん予想
まず当然、今後ピエール瀧容疑者を使うことは不可能。
播磨屋を消してしまっても、主役でないだけに大きな問題はないと言っても、何度かこれから播磨屋も大きく運命を変えるといった予想が出来る伏線を張っていただけに、今更消しようもないのではと・・・
代役を立てなければならないのと、問題は3月17日放送の第11話で彼の登場シーンがあるのかないのか。
なければとりあえず、第11話は放送するでしょうが、もし出演シーンがあればカットで対応するか、それとも代役使って撮り直すため、一旦お休みを入れるんではないかと思っています。
元々視聴率低迷に苦しんでいます。
これがスポーツなら、例えばピエール瀧容疑者も高校時代打ち込んでいた野球なら、ここは一旦伝令を送って間を作る場面だと思います。
ちょうどいい「間」になるのでは?と思っています。
前作「西郷どん」では「間」を入れるタイミングが悪く、その結果視聴率を下げてしまっていたりしましたが、今回はそもそも歴史背景もあまり分からず見ている視聴者も多いですし、一旦解説番組を挟むのは流れ上も悪くはないのではと。
そして代役ですが、彼を超える濃いキャラクターで、芸達者である必要がありますよね。
今回、舞台役者が多く出演しているイメージがあるので、恐らくクドカンのコネがありそうな、大人計画を中心にキャスティングされるのではと。
もしくは正規劇団員ではないものの、重要な役どころを、何作か脚本を提供している劇団☆新感線に出演している役者さんが演じているので、新感線関係者もあるのかなと思っています。
いずれにしても10月頃まで撮影も続くでしょうし、舞台や他のドラマ・映画等との調整は難航するでしょうね・・・
今年のNHKは厄年か・・・
NHKが大きな賭けに出た「いだてん」も視聴率という視点ではここまで大いに苦戦。
全50話ほどですで10話が終わっています。
野球で言えば立ち上がり2回までに、大量失点をしてしまった感じでしょうか。
まだまだ1点づつ返していこう・・・といった所で大きく水を差されてしまった格好。
それに加え、今年は2016年の真田丸に、加藤清正役で出演していた新井浩文(本名:朴慶培)容疑者が強制性行で逮捕されVODでの配信が停止されてしまったばかり。
新井容疑者は大河に関しては1作のみの出演ですが、ピエール瀧容疑者は先程も触れましたが「いだてん」が3作目。
2015年の「軍師官兵衛」では主役の黒田官兵衛とも多く絡みがあった蜂須賀小六役で出演。
さらに2010年の「龍馬伝」でも龍馬と同郷の溝渕広之丞を演じています。
昨今の不祥事イコール即自粛をしなければ、クレームがついてしまう風潮からも、NHKはこの2作品の配信も停止せざるを得ないでしょう。
本当に厄年か…と言わんばかりの惨状です…
だからこそ、簡単ではないと聞きますが、立ち直って多くの裏切った方に償いをして、表舞台に・・・かどうかは本人や、また多くの関係者が決めることですが、まっとうに生きて欲しいです。
叶うなら、またいつかあの味のある演技に、電気の楽曲も聞ける日が戻ってきて欲しいと願っています。
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