群馬が生んだメロディーメーカーback number
- 2018.11.24
- 音楽ネタ
- back number, J-POP, お気に入りアーティスト紹介
はじめに
管理人も気が付けば、「今時の音楽」なんて言葉を使うようになってしまっていました・・・。
若いころはボーカリストを目指し、京都の「JEUGIAミュージックセンター御池」や東京の「メーザーハウス」なんかでボイストレーニングを受け、どっぷり音楽に浸かっていたのですが、仕事に追われるうち・・・。
当時はボーカルだったので、日本語の曲が感情移入しやすく、歌っていて楽しかったのでJ-POP、洋楽色々新しいものを聴いていた方だと思います。
これではいけない・・・なんて思いもしつつ、実際「聴きたいなぁ」ってアーティストに出会えなかったのですが、2015年に「クリスマスソング」という曲を聴いて以来、すっかりback numberのファンに。
ここではそのback numberの魅力を語りたいと思います。
40代男性には懐かしさも感じるバンド
まずback numberを紹介。
2004年に群馬県で結成。2011年4月に「はなびら」でメジャーデビューを果たしました。
メンバー(敬称略)はボーカル&ギターの清水 依与吏(いより)、ベースの小島 和也、ドラムスの栗原 寿(ひさし)の3名が正式メンバー。
3人とも群馬県出身で栗原のみ1985年生まれ、後の2人は84年生まれ。
2018年11月現在33~34歳です。
バンド名は清水が昔付き合っていた女性を、バンドマンに取られたそうで、その際「取られた自分は型遅れ(buck number)」だと悟って名付けたそう。
楽曲もどこか昔から続く王道で、いわゆる「今風」でないのもバンド名通りなのかもしれません。
先ほど紹介した「クリスマスソング」は石原さとみさん、山下智久さん主演の「5→9~私に恋したお坊さん~」の主題歌。
2015年11月にリリースされ、オリコン週間ランキングでも最高2位を記録したヒットシングルです。
このシングルを当時大阪で仕事をしており、職場がFM802を流す環境でしたので、仕事中に流れる「クリスマスソング」を聴いて「いいな」と思い調べたのですが、これは納得。
40代になっていた管理人には懐かしさを感じるのも当然でした。
なんとこの曲、編曲はあの小林武志さん。
そうサザンオールスターズやMr.Childrenのプロデューサーとして名を馳せたミュージシャン。
管理人が高校時代、大学時代に聴きかじった名曲たちをアーティストと共に作り上げた名プロデューサー。
この方が関わった楽曲だからこそ、どこかに懐かしさを感じたのだろうと思います。
back numberの世界観
代表的な楽曲の大半がいわゆるラブソング。
「青い春」といったメッセージソングもありますが、back numberの特徴と言えばストレートに言えば「男の妄想&失恋」をありのままに歌い続けるロックバンドというのが個人的感想。
甘酸っぱい青春時代そのものと言った方が分かりやすいかもですね。
2012年にリリースされた「わたがし」等はその典型かと。
メロディーはかつて管理人の世代の男性の多くが聴いたであろう、「ミスチル」や「スピッツ」の後継バンドと言って過言でないと思います。
2016年の「ハッピーエンド」もbucknumberらしさが満載の楽曲。
この曲はカップルの別れのシーンが描かれていますが、主語は男性でなく女性。
女性が恐らく「こう思っているだろう」と男性が歌詞を書けばこうなる。のお手本のような世界観。
PVに出演している女優・唐田えりさんの演技も男心を思わずくすぐられてしまいますね(笑)
これは若い頃「ミスチル」や「スピッツ」が大好きだったファン層。
最近では「スキマスイッチ」なんかもそうですが、こういった系統のメロディー重視のJ-POP&ロックが好きな方ならハマること間違いなしだと思います。
back numberの入門編
ここまで読んで頂いて、公式のYoutube動画も聴いて頂いて、buck numberに関心を持たれた方でぜひ聴いてみたい。
何かおススメのアルバムないの?
って思われた方にはピッタリのアルバムが。
2016年にリリースされた2枚組ベストアルバム「アンコール」。
このブログ記事でも紹介させて頂いた「クリスマスソング」「わたがし」「青い春」「ハッピーエンド」も収録されています。
ただ会社の飲み会の延長でのカラオケには適さないと思います(笑)
本当、聴いていても黙ってしんみりとくる曲ばかりですからね(笑)
buck number、これからも素晴らしい楽曲をいつまでも創り続けて欲しいです。
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