京都高校野球ソングと言えばこの方!名門龍谷大平安野球部OBのシンガーソングライター
- 2019.03.20
- 音楽ネタ
- お気に入りアーティスト紹介, 佐々木清次, 高校野球
佐々木清次さん。
1964年、京都生まれのシンガーソングライター。
全国的な知名度はマイナーかもしれませんが、佐々木さん。
京都の高校野球ファンなら誰でも知ってる、”ある”曲があります。
今回はそんな佐々木清次さんにスポットを当ててみたいと思います。
京都高校野球お馴染みの名曲”負けてたまるか”
高校野球京都大会の聖地と言えば、阪急西京極駅からすぐの「わかさスタジアム京都」。
かつて西京極球場と呼ばれた時代には、阪急ブレーブスの準フランチャイズ球場だった頃もある、京都高校野球界の聖地です。
そのわかさスタジアム京都で、5回の攻防が終わると京都大会では必ず5分程度のグランド整備が入り、試合は一旦中断します。
その間に流れる曲こそ、佐々木清次さんの「負けてたまるか」という楽曲です。
佐々木清次さんについて
佐々木清次さんは、名門・龍谷大平安の野球部OBです。
1983年にご卒業されていて、調べてみると元ソフトバンクホークス等で活躍された大隣憲司投手の高校時代の監督。
現京都学園高校、野球部部長の堂統(どう はじめ)さんらが同級生。
2つ学年下に近鉄バファローズや、阪神タイガースでプレーした江坂政明投手や、中日ドラゴンズや、千葉ロッテマリーンズでプレーした小島弘務投手らがいました。
ちなみに現、龍谷大平安の監督、原田英彦さんは5つ先輩の1978年卒業。
阪神タイガースで活躍された、桧山進次郎さんは4つ下の1987年卒業です。
さすが名門だけあって、他にも様々なOBがいらっしゃいますが、それはここまでにしておきます。
ちなみに佐々木清次さんが高校時代は、名門平安も一時期迎えた低迷期。
残念ながら甲子園には出場できませんでした。
そんな佐々木清次さん。
卒業後には社会人野球チームからの誘いもあったそうですが、野球は引退され音楽の道へ。
1993年、クラウンレコードより「ピリオド」でデビュー。
しかしわずか3年で契約を打ち切られる憂き目に遭っていらっしゃいますが、その時の想いを歌にされたのが、例の「負けてたまるか」です。
ちなみにクラウンレコードを打ち切りになられたあたりから、やしきたかじんさんとも知り合いになられていたそう。
ポリスターレコードへ移籍されたのも、当時やしきたかじんさんも所属されていらっしゃったそうなので、その関係でしょう。
さて、「負けてたまるか」ですが、実は高校野球ソングとして、京都では有名ですが、歌詞には野球は全く出てきません。
ただどん底に落とされながらも、タイトル通り「負けてたまるか」と不屈の精神で立ち上がる歌詞が、高校野球にも通じるとのことで2009年より、ずっと流れています。
佐々木清次さんは今ももちろん現役。
公式サイトがありますので、関心のある方は是非覗いてみてください。
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