iPhoneに入れて聴きまくりたい90年代J-POP10曲(女性編)

iPhoneに入れて聴きまくりたい90年代J-POP10曲(女性編)

90年代を彩った女性シンガー

90年代に流行った男性シンガーの楽曲10曲。
その女性版を考えてみたいと思います。

My Selection

森高 千里~渡良瀬橋~

森高 千里さんは1969年、大阪の茨木市で生まれ、熊本で青春時代を過ごされたタレント&シンガーソングライター。
俳優の江口 洋介さんとご結婚されていることでも有名ですね。
「渡良瀬橋」は1993年にリリース。
森高 千里さんは作詞も担当されています。
オリコンシングルランキング最高9位を獲得したヒットソングです。

宇徳敬子 & 近藤房之助~Good-by morning~

宇徳 敬子さんは年齢非公表ですが鹿児島出身の元アイドルグループ&シンガーソングライター。
B.B.クィーンズのコーラスとして「おどるポンポコリン」のヒット曲もあります。
その後、Mi-Keとしても活動を広め、その後ソロ活動もスタート。
B.B.クィーンズでギターを担当されていた近藤 房之助さんと組んでリリースした「Good-by morning」はこれまでのアイドル路線から離れた楽曲。
オリコンのシングルランキングは最高位で19位のヒット曲となりました。

川島だりあ~悲しき自由の果てに~

川島だりあさんは1967年、神奈川県相模原市出身のシンガーソングライター。
「悲しき自由の果てに」はフジテレビ系「ウーマンドリーム」の挿入歌。
裕木 奈江さんの出世ドラマで、主題歌のT-BOLAN「Bye For Now」もミリオンセラー。
悲しき~もオリコンランキング39位のヒットソングとなりました。

川島さんはその後、活動のベースを作曲家に軸を移され、同じビーイングレコード所属アーティストのDEENや、ZARD、T-BOLNA、愛内 里菜さん等に多く楽曲を提供。

愛内 里菜さんの「I can’t stop my love for you♥(作詞は愛内さん)」はオリコンランキング2位の大ヒットシングルでした。

ZARD~負けないで~

坂井 泉水さんを中心にしたユニットで、90年代数多くの楽曲を残したZARD。
「負けないで」は松雪 泰子さん主演の「白鳥麗子でございます!」の主題歌としてミリオンセラーになった大ヒット曲。
その後続いた「ZARDブーム」のきっかけともなった楽曲でした。
松雪さんはその後、舞台女優としても活躍される実力派女優へ。
坂井さんはご存知、2007年に闘病中に病院から落下した事故で、40歳の若さで亡くなられましたが、残された多くの名曲をいつまでも語り継いでいきたいですね。

JITTERIN’JINN~夏祭り~

ボーカルの春川 玲子さんなど、奈良県など関西出身のアーティストで結成されたロックバンド。
「夏祭り」はWhiteberryが2000年にカバーし、オリコンランキング3位の大ヒット曲となりましたが、その原曲は丁度その10年前。
1990年にJITTERIN’JINNギタリストの破矢 ジンタさん作詞作曲で、同じくオリコンランキング3位の大ヒットを記録した楽曲でした。
今では高校野球の定番応援ソングとしても、幅広い世代の方に愛されている名曲です。

奥居 香~ハッピーマン~

奥居 香さんは1967年、広島生まれ東京育ちのロックシンガー。
かつて一世を風靡したガールズロックバンド「PRINCESS PRINCESS」のメインボーカリストとして数多くのヒット曲を残されています。
また数多くのアーティストに楽曲も提供されています。
俳優の岸谷 五朗さんと今はご結婚され、活動の名義も「岸谷 香」とされています。

「ハッピーマン」は1997年にリリース。
「めざましテレビ」の主題歌にもなり、ソロ活動としての代表曲の一つになりました。

LINDBERG~every little thing every precious thing~

アイドルシンガーだった渡瀬マキさんをメインボーカルに。
その時のバックバンドのメンバーだったギタリスト平川 達也さんら4名で1988年に結成されたロックバンド。
ドラマの主題歌だった「今すぐ Kiss Me」など多くの大ヒット曲を残しましたが、「every little thing every precious thing」は渡瀬さん作詞、ベーシストの川添 智久さん作曲で1996年にリリース。
オリコンランキング5位の大ヒット曲になり、今ではプロ野球・阪神タイガースの藤川球児投手の登場曲としてもお馴染みの名曲です。

My Little Lover ~Hello,Again-昔からある場所- ~

ボーカルakkoさん、そしてMr.Childreやサザンオールスターズなどのプロデューサーとしても名高い、小林 武史さんが自らキーボードとして加入しギターの藤井 謙二さんの3名で結成されたユニット。
Hello, Again ~昔からある場所~は1995年、3枚目のシングルとしてリリースされ、オリコンランキング1位を記録した大ヒット曲でした。

the brilliant green~There will be love there -愛のある場所-~

京都出身の川瀬智子(ボーカル)、奥田俊作(ベース)、松井亮(ギター)で1995年に結成されたユニット。
川瀬さん作詞、奥田さん作曲の「There will be love there -愛のある場所-」はオリコンランキング1位を記録した大ヒット曲。
「ブリグリ」として2000年代前半にかけて一大ブームを起こしました。
今もそれぞれソロとしての活動に加え、ユニットの活動も続けていらっしゃいます。

YEN TOWN BAND~Swallowtail Butterfly -あいのうた-~

1996年公開の映画「スワロウテイル」の主題歌で、YEN TOWN BANDは劇中の架空バンド。
ボーカルを映画にも出演され、アーティスト、俳優としてマルチに活躍されるCHARAさんが担当。
作曲を小林 武史さんが担当。
小林さんもキーボードでメンバーに名を連ねました。
オリコンランキングで1位を記録した大ヒット曲です。

90年代の女性ヒット曲を振り返って

私のかなり主観、好みで相当バイアスかかってしまいましたね(苦笑)
1990年代中盤はいわゆる「小室ファミリー」が一世を風靡。
安室 奈美恵さんら数多くの女性アーティストが活躍しましたが、ここでは敢えて「小室ファミリー」以外でラインナップを組んでみました。

改めて見ると90年代前半は「プリプリ」やリンドバーグなどアイドル路線から、一転女性ロックシンガーも多く活躍されましたね。

そしてZARDを中心にしたビーイングレコードの全盛期でもありました。
実力派のボーカリストが本当に多く、今聴いても色あせない名曲ばかりになったと思います♪