大河ドラマ「いだてん」第21話、女子スポーツの幕開け

いだてん21話「櫻の園」が放送されましたので、いつものように簡単なレビューを。

いよいよ競技者から、指導者へ大きく舵をきっていく金栗の様子が描かれていました。

第21話のストーリー

アントワープオリンピックで金メダルを狙うも、16位と奮わなかった金栗。
失意の中、第一次大戦の敗戦国だったドイツを放浪。

そこで女子スポーツの素晴らしさ、日本が男子スポーツもまだ世界と対等に戦える状態ではありませんが、女子スポーツはさらに遅れていることに危機感を感じた金栗。

帰国するとこれまでも、東京府女子師範学校（現在の東京学芸大）で教師をしていましたが、今度は東京府立第二高等女学校（現在の都立竹早高）へ赴任。

そこで本業は地理の先生ですが、女子スポーツに力を注ぐ熱血先生として活躍し始めます。

架空の人物ですが、ドラマの最初からずっと登場している杉咲花さんのシマ。
彼女は金栗と同じ学校の先生として、働き始めさらに結婚。

榎本佑さんの増野さんがお相手。
まだ第二次大戦前、昭和にもなっていない時代なのに、「結婚して全てを無くしてほしくない。もうそんな時代じゃない。先生も陸上も続けよう」とかなり先進的な考え方の男性を演じていましたね。

そしてもう1人架空の人物ですが、金栗の教え子にアシガールや、花燃ゆなどでも登場した黒島結菜さん演じる村田富江が登場。

勝気な性格で、金栗に反発しますが放送終了間際にはスポーツに目覚めだしていましたね。
次回以降どんな活躍を見せるのかも楽しみです。

視聴率は前回よりわずかに下がって8.5%でした。

今週も特に視聴率についてはコメントなしで・・・